実際にテナント仲介をしてみて、気付いた事
→ 情報の取得から、申込が入るまでのスピードが速い(期間が短い)こと
→ 良い物件は、即日で申し込みが入ること
→ オーナーは沢山の申込からじっくり店子の選定すること
→ 重飲食や音が出る業種はそもそもの出物が少ないこと
→ テナントを探している人が無茶苦茶多く、取り合いになること
→ すべての物件が1点ものであること など。
賃貸マンションを借りる時とは全く異なります。
1階はほぼ1点モノです。
ゆっくり悩んでいる時間的な猶予はありません。
悩んでいる間に他の方が押さえてしまいます。
予めテナントを借りたい人は、借りる為の申込準備が必要です。
申込をしてから、保証人をどうしよう?予算をどうしよう?では良いテナントを押さえるのは難しいですね。具体的プランがないとオーナーの承諾を得れません。
僕の場合は建築設計会社の協力を得て、出来るだけ早く具体的プランを提案するようにしています。申込書に図面プランがあれば、承諾も得やすいです。
大手の印象の良いテナント(例えば入居して資産価値が上がるカフェとか)が優先されて当然でしょうから、最低限の準備はしておかないと良い物件は押さえられません。
いつも希望に合致する物件の募集がかかると、まず即内見にいきますし、内覧時には予め作成した申込書を必ず持っていきます。気に入って頂けない時でも記入済みの申込書は用意しています。
でないと、良いテナント押さえれないんですよね。
申込書を先に提出しても、押さえてくれないテナントもあります。オーナー様が複数の申込書が集まった段階で選定するんです。そうなると、重飲食や音の出る業種人の出入りの多い業種等は後回しにされてしまいます。
そうしている間に、家賃を値上げしてでも借りますという希望者も出てくるんですよね。何度も経験済みです。
良いテナントを借りる為の準備は、良いテナントを押さえる為に必須です。
テナント選び(探し)は企業努力の第1歩ですね。
借りるテナント賃料や集客力でコストも売上げも変わってきますからね。